どうもメカ丸です。
『生産技術』って何をしている所なの?って人結構多いと思います。
製造業にずっと勤めている自分でも今の職場に来るまで詳しくは分かりませんでした。
生産技術と言っても職場によって業務内容はかなり変わってくると思いますが自分の職場では主にこんな感じです。
- 設備保全、トラブル対応、設備増設時の立ち上げ、設備環境の改善
- 設備パーツ、工具、エアコン、ストーブなどの季節電化製品の修理、OH(オーバーホール)
※OH(オーバーホール)は新品同様にメンテナンスし性能を発揮できるようにする事。後々記事にする予定です。
hozenbiyori-mekamaru.hatenablog.com
- 修理記録、メンテナンス点検表の事務作業パーツ材料等の購入
- 業者による工事などの立会い、手配
- 電気工事等の各種インフラ
- 欠員等による現場作業
うん...初めて書き出して見ましたが結構多いです。もっと色々な業務をしている生産技術の方が多いと思います。
修理、OHは現場で使われている工具、設備のパーツなどが動かない、性能が下がった時などに新しい物を買えばいいかもしれません。
でも分解してみると意外にシンプルな要因が多いです。
例えば...
- コードが断線している
- ゴミが詰まって回らない
- パーツ一箇所だけが壊れている
このような時に購入するのと修理するのとではコストに差が出てきます。
また壊れてから注文するとタイムラグが発生して業務に支障をきたす可能性もあります。
その為初めに多めに工具を購入し使って貰い、壊れてしまった際に代車としてもう一つの工具を渡してその間に修理、OHをする。
そうする事で現場の業務が滞りなくコストもカットすることができます。
ただ物によっては直せるが時間が掛かってしまい自分の単価と照らし合わせた時にマイナスになってしまうようであれば迷わず注文する事をオススメします。その経験があれば購入の段階でいつもより多めに購入するなど対応もできます。
また間違った修理や知識無くやってしまうと危険が伴ってしまったり、現場の使う方を危険に晒してしまう可能性もあるので正しい知識、出来る限り純正パーツを使うなどしましょう。
その為工具を新しく購入した時などの取扱説明書は取っておくと良いと思います。
まとめ
『生産技術』という業務は非常に幅が広く知識、経験が必要になります。
私の何十年も先輩の上司が
"初めて経験する事が何年経っても一杯ある、ただ経験があれば応用が効くようになる"
と仰っていました。
会社に入ってすぐ活躍というよりは毎日コツコツ学んで気付いた時にプロフェッショナルになっていく。そういったキャリア形成の業務だと思いました。
何事も忍耐強く続けていく事が大事だと思います。
ブログも忍耐強く続けていけるように頑張りたいです...